レイ・フロンティア株式会社 人工知能による位置情報分析

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情報銀行利用ユーザーの行動履歴情報を可視化 人工知能による位置情報分析プラットフォーム 「Silentlog Analytics/SDK」を導入

2020.01.15

レイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:田村 建士/以下、「レイ・フロンティア」)は、三菱UFJ信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:池谷幹男/以下、「三菱UFJ信託銀行」)が2020年に提供開始を予定する情報信託プラットフォーム「Dprime(ディープライム)」にレイ・フロンティアの人工知能による位置情報分析プラットフォーム「Silentlog Analytics/SDK」を導入することで、「Dprime」利用ユーザーの位置情報・行動情報可視化を実現する予定です。
 

■「Silentlog Analytics」について

「Silentlog Analytics」は、人工知能による位置情報分析プラットフォームです。スマートフォンアプリと連携することにより、独自の省電力技術を活用し行動情報を受信し、リアルタイムでの位置情報・行動情報可視化、機械学習処理が行われた位置情報分析データの出力を可能にしています。またこうしたデータを活用した利用者の嗜好や行動特性を含むペルソナ分析、これを踏まえたマーケティング施策の実施・分析や個々の状態に適した情報のタイムリーな配信等、位置情報からライフスタイルを導き出し、利用者目線から様々なサービス、ビジネスに繋げていくことを目指しています。

 

■ 「Silentlog SDK」について

「Silentlog SDK」は、位置情報取得のためのエンジンです。スマートフォンアプリのバッテリー消費を抑えながら約5秒に一度という細かい頻度で利用者の位置情報を取得します。SDKから取得した細かな位置情報を、スマホに搭載されている各種センサーから収集するデータと併せて独自APIで分析しユーザーの行動種別(徒歩、自転車、自動車、電車等)を自動で判定します。
「Silentlog SDK」により取得した情報を、位置情報・時間・行動種別・行動目的を合わせて、「Silentlog Analytics」で分析することで、ユーザー一人ひとりの生活スタイルやその背景にある人物像を把握することが可能になります。

 

「Dprime」について

「Dprime」は、個人が自らの意志でデータを集約・蓄積・管理し、パーソナルデータ提供の対価として、自分に合った新しいサービスとの出会いや金銭を受け取ることができるモバイルアプリケーションです。
三菱UFJ信託銀行は、「Dprime」により集約されたパーソナルデータを中立的な立場で管理し、集約されたパーソナルデータを横断的・多角的に可視化・分析した結果を個人に還元します。還元された個人は、当該還元結果を踏まえ、自らの意志に基づき、集約されたパーソナルデータを三菱UFJ信託銀行による厳正な審査を通過した企業に提供することで、新しい体験や利用者に合ったサービス、金銭を受け取ることができます。
これまで個人が日々生み出す大量のデータは、個人が無意識又は利用目的を十分に把握しないまま、それぞれの企業によって収集・利用・販売されてきました。三菱UFJ信託銀行は、「データを可能性に変えよう」というブランドコンセプトのもと、「Dprime」の提供を通して、利用者一人ひとりを起点に企業のイノベーションが加速し、日々の生活の質が向上していく世界を目指します。
「Silentlog Analytics/SDK」を導入することにより、三菱UFJ信託銀行では、「Dprime」ユーザーの位置情報・行動情報を可視化し、分析結果を還元することを実現します。また、当該ユーザーが自らの意志に基づき、集約された位置情報・行動情報を三菱UFJ信託銀行による厳正な審査を通過した企業に提供することで、企業は提供データを利用して顧客情報把握に時間をかけることなく顧客に最適化されたサービスを提供することが可能になります。

 

「Dprime」ブランドロゴマーク


 
本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
レイ・フロンティア株式会社 広報担当  info@rei-frontier.jp

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